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本 部 事 務 局
ロードデンドロ THE RHODOENDRON

     −第40期通常総会の報告−
   と き : 平成23年 4 月 3 日(日)午後 1 時
   ところ : 「山燈花」 (井関馨一郎会員) 大阪府南河内郡千早赤阪村中津原
  総会は服部英彰会員(三重支部)の司会進行で始まり、野村洋一大阪支部長の歓迎挨拶後、総会議長に藤原勝壽会員を選出
 する。藤原議長の指示に基づき、志田行弘事務局長から 「本日の出席者68名に加え通常総会への委任状による出席者134名、
 合計 202名にてJRS会則第22条第2項に定める会員総数の5分の1以上にあたる会員出席の条件を充分に満たしており
 ます」旨の報告を踏まえて、藤原議長から 「JRS第40期通常総会の開会を宣言します」との発言で総会に入る。
 藤山朗会長から挨拶がある。「早春の千早赤阪村・山燈花はもう何度もシャクナゲの会合に利用させてもらってますが、何よ
 りも早咲きのマカベアナムなどの大葉系シャクナゲが魅力です。さて、この度は3月11日の東日本大震災という未曽有のこ
 とが起こり、私達の趣味仲間である東北から北関東、関東の皆さんが思いもかけぬ災害にあわれており、心痛の思いでおりま
 す。少しでも早い立ち直りと復興をお祈り申し上げたいと思います。今大会でも事務局が、東日本大震災義援金受付をやって
 いただいておりますので、よろしくお願いいたします。山燈花は大阪支部の最長老会員のお一人である齢97才になられる井
 関馨一郎さんが戦後すぐ、この標高400mの地へ京都北山のホンシャクナゲの実生苗栽培から始められ、和田弘一郎さんの交配
 品種を始めとする100種以上のシャクナゲを購入、挿木増殖で増やしては植栽をくり返され、60年の成果が見事に結実してご
 覧の通りです。 特に大葉系シャクナゲ10数種を鈴木英名誉会長を通じて英米諸国やニュージーランドから種子を入手され、
 ご自身で種子蒔きから実生育種をされて、今や2m、3mの大木になり黄や淡紅の大輪花が咲くまでに至ってます。 ここは大葉
 系シャクナゲの植栽地では全国的に見ても貴重なシャクナゲ園だと思います。 又、5月14日〜15日は北海道・札幌市にて
 第16回JRS全国大会が開かれますので、今は大変な時ですが、 一人でも多くの方がご参加くださればと考えております」
 。続いて総会の議事に入る。

議   事
藤原議長の指名で志田本部事務局長報告のかたちで議事は進められ、 理事会提案の議題に沿って以下のように審議がなされた。
1. 協会の概況報告 (会報2011, VOL.40, No.1 参照)
2. 平成22年度決算報告の承認 ( 同上 )
3. 平成23年度予算案の承認 ( 同上 )
以上の議案が藤原議長の議事進行により、 とどこおりなく、 すべて全会一致で承認される。

  第40期通常総会終了後、引き続いて第19回西日本地区大会が再び服部会員の司会進行で進められ、記念講演会では藤
 山会長による「ツツジ・シャクナゲ栽培について」 のテーマで長年に亘るシャクナゲ栽培と今後の育種課題について含蓄あ
 るお話があり、その後、全 国から寄せられた貴重な種苗のオークションが開かれ、夕刻に散会した。尚、参加者によるこの
 日の震災義援金は25,000円になり、これにオークション売上の手数料金を加算し、合計 5 万円を日本赤十字社に東日本大震
 災義援金として寄託した。    (文責・本部事務局)
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