編集局だより』
【2009年・VOL38・NO1】平成21年3月号
 2008年9月のアメリカ、リーマンブラザースの破綻に始まり、景気は100年に一度と言われるような未経験の不況に突入し、先が見えない様な状態が続いておりますが、新年、立春、春一番、お水取り、彼岸へと続き、確実に自然界は来るべき花の春に向かっておりますが、如何お過ごしでしょうか。

 2009年春号も会員の皆様より珠玉の原稿、写真が寄せられました。深く観察、調査、実践、検討、研究された力作揃いで、感謝申し上げます。 ツツジ・シャクナゲ造りの奥の深さ、工夫、楽しみ、難しさ、苦労、喜び等、改めて感じさせられております。 だから止められないのかも知れません。

 中野秀男氏をはじめ、全国の色々な皆様から“接木について”の原稿が寄せられ微に入り、細に入り、初心者からベテランの皆様まで活用出来る様な内容が連載で投稿されております。是非、接木のバイブルとして活用していただきたく存じます。
一方、品種と台木の親和性等の問題もあり投稿、発表を御願いします。 いずれは当該会報で“接木の総集編”を記載できたらと、 夢を膨らませております。
本号で“米国北西部ツツジ・シャクナゲ視察報告(後編)”の記載予告をしておりましたが都合により次号と致します。

 2009年は桜の開花も早く、ツツジ・シャクナゲの開花も早く推移しているようですが、4月以降、全国各地での支部、地方、グループ等の展示会、自生地見学会、視察等の情報が寄せられております。

2009年秋号の原稿、写真等の締切りは9月20日と致します。開花情報等と合せ大量の投稿を御願い申し上げます。
                                                        平成21年弥生 

 『 理 事 会』    
   と き:平成19年 2月18日(日)午後1時〜5時  
   ところ:「新ダイビル会議室(大阪市北区堂島浜)
 『
理事会での報告内容』
 宮本敏夫編集局長が精力的に記事集めから編集までやって下さってます。昨年は、植付と夏場対策特集もあり、米国北西部ツツジ・シャクナゲ視察報告紀行が藤原団長からありました。全国各地の稀種や交配実生で作出された優良個体の紹介や選抜品種の情報をどんどん掲載していきたいと思っています。今春一号も1月末までに色々と寄稿下さったので、3月下旬までに発行します。又、各支部だよりも各支部長・事務局からぜひ近況をお知らせ下さい。

編集局だより』
【2007年・VOL36・NO2】平成19年12月号
2007年秋号の会報お届け致します。
 特集の英国視察紀行の原稿は参加された皆様の力作揃いで、読み応えのある物と思っております。ヒマラヤをはじめ世界中の秘境や奥地のツツジ、シャクナゲを一堂に嵬集した英国は誰もが一度は行ってみたい花愛好家の原点ではないでしょうか。今年の夏は全国的に暑く、猛暑が遅くまで続きましたが、皆様の地方は如何でしたでしょうか。

暑さ対策、工夫、改善が今後更に必要になり、永遠の課題かもしれません。全国の各支部例会等で用土植え方の工夫、二重底方式、植木鉢の形状、構造の考案による、放熱、通気問題の解消、ヘゴ丸太植え等研修会で発表され、亜熱帯化している日本列島でのツツジシャクナゲ栽培の救世主になるのではないかと、推察いたします。

 秋も深まり、冬の到来も近いですが、来年の最も輝く花の春に向って木々の準備は確実に始まっているようです。
2008年春号の発刊は3月を予定しています。原稿の締切りは2008年1月28日(月)です。沢山の原稿、写真の提供をお待ちしいます。 
  特    集
  1.ヤクシマ産ツツ・シャクナゲの優良個体とお気に入り
  2.私の夏場対策を企画しています。
『会報事務局』
 大変立派な会報を作って下さった中曽根克己編集局長から大阪支部の宮本敏夫事務局長に編集担当が代わりま
した。昨秋から活動をして下さってます。原稿も順調に集まり、4月上旬には宮本編集局長の第一号会報が発行されます。
特集は中曽根さんの日本原産のシャクナゲの名称付き種を継続したものです。理事会の途中から宮本さんがオブザーバーとし
て来席され表紙も裏表紙もカラー化される予定の写真を見せたり、新しい編集センスで宮本色のある特集を打ち出したいと抱
負を語られました。
編集局だより』
【2007年・VOL36・NO1】平成19年04月号
 少し遅くなりましたが、2007年春号をお届けします。沢山の会員の皆様より投稿を戴き有難う御座いました。今後とも宜しく支援、協力の程、お願い致します。中曽根克己さんには会報の編集に長きに渡り、多忙の中、情熱を傾注され、心よりお礼申し上げますと共に、更なる発展を願って継承させて戴きたく存じます。
 今年は豪雪地帯でも例年に比べ、はるかに雪が少なく、暖冬の声が聞かれ、ツツジ・シャクナゲの開花も早くサイクルしている様です。
異常気象が気になっております。新聞やテレビ等の報道で、大量の団魂の世代の定年退職や還暦が今年から始まると報じられております。還暦と言いますと色相の赤を連想しますが、古来、赤は情熱、再生、蘇り、バイタリティー等の意味ががあるとか言われており、活力に満ち溢れ、縁起のいい色とされております。
ツツジ・シャクナゲに興味のある私たちにとって、濃色種のアラボレウム、フォーレスティ・レーペンス、カルメン、や日本種のアズマシャクナゲ、アマギシャクナゲ、ホソバシャクナゲ、ホンシャクナゲ、ヤマトシャクナゲ、オ
キシャクナゲ、ツクシシャクナゲ、ヤクシマシャクナゲ、等、赤の濃い濃色固体はツツジ・シャクナゲファンにとって垂涎の的であり、多彩な赤を通して、栽培、蒐集、優良個体の追求、作出を、楽しんで行きたいと思うところです 今年も英国への視察旅行や全国大会をはじめ、各地で大会や展示会、見学会イベントが多彩に企画されており、会報への原稿宜しく御願い致します。特にカラー写真のコーナーを更に充実して参りたく、写真の投稿も宜しく御願い申し上げます。
2007年秋号の特集は、
@植え替えに付いて
A全国各地の自生地を訪ねてを企画しております。原稿宜しく御願い致します。
   【次号2007年・VOL36・NO1】
               平成19年12月号予定

編集局だより』
【2006年・VOL35・NO2】平成18年11月号
今年のブータン研修旅行は充実した内容だったことが各自の文章から伝わってきますね。藤原会長はじめ関係者の努力が大きかったと思いますが、このような現地視察は定期的に行われると多くの会員が参加できることが期待できるのではないかと感じました。話は変わりますが、それにしても原種の日本語表記には頭が痛いです。ブータン研修旅行の原稿を書かれた方は会報を見て違和感を感じたのではないでしょうか。例えばR.delauayiはデラバイと書いたつもりなのにドゥラヴェーイーとまったく別の品種のように校正されているというようなことがあるわけです。原稿に書かれた原種の表記方法は書く人によってかなり違う事が多く、編集の段階で統一する必要があるので、原種シャクナゲ事典(内藤芳徳著 誠文堂新光社刊)の表記方法に基づいて表記しています。本当は使い慣れているデラバイのほうが判りやすいと思うのですが全てを統一するとなるとやむをえません。原種の表記方法に付いては以前からたびたび会報にも書かれていましたが、古くて新しい問題だと言ってまとめざるえないのでしょうか。  これまで4年にわたって会報編集を担当させて頂いてきましたが、今回をもって担当を終わらせていただくことに致しました。原稿依頼に際しては多くの会員にお世話になり有難うございました。 あなたに言われたから書かざるをえないとまで言わせて書いていただいた事も一度ならずあり、本当に有り難く思って居ります。これからは一会員として会報発行に協力してまいります。後任の会報編集局には、大坂支部事務局長の宮本敏夫さんがお引き受け下さいました。宮本さんは屋久島の宮の浦岳や黒味岳へも一度ならず登られ、大峰山、比良山、南アメプスの山々や北海道の大雪山などもシャクナゲを求めて踏破される行動力ある実践派でシャクナゲ・ツツジの知識も深く、新しいセンスと編集方針で立派な会報を作られることと思います。会報は会員一人一人が協力して出来るものです。一層のお力添えをお願い申し上げます。。------【次号2007年・VOL36・NO1】^平成19年4月号予定

編集局だより』
【2006年・VOL35・NO1】平成18年3月号
   報編集局だより
昨年るんの夏は例年にない暑さで枯れたと言う声を聞いていたところに、この冬はまた例年にない大雪ということでまた被害にあった方もあったようで、シャクナゲを栽培するのには大変な一年だったのではないでしょうか。今回の会報は新花の紹介がたくさんあり充実したカラー口絵で彩ることが出来ました。次号以降も同じように楽しめる写真が多く寄せられる事を期待しています。次号は日本のシャクナゲの名称付き品種を特集する計画をしています。このことに関しては以前から会報に提案や要望といった形で出ていたことにお気づきの方も多いでしょう。ヤクシマシャクナゲをはじめとする多くの日本原産のシャクナゲに名前を付けた選抜個体が発表されています。これらの大部分は限られた人の下に栽培されているのみで、品種としての特性、優劣が明らかにされていないと言ってもいいのではないでしょうか。このことは名称登録品種がほとんど流通していないという不満が会報の記事に見られることからも明らかでしょう。優良系統を大量に流通させる体制がないと言うことが大きな原因であるのでしょうが、これはとりあえず横に置いておいて、まずは多くの人に名称付きの選抜個体の特性をしってもらうことからはじめてみたいと考えています。そこで、選抜個体に名前を付けた方、あるいは名称付き品種を栽培しておられる方に、名称付き個体の特性等を報告していただこうと思っています。できれば別の個体あるいは標準個体との比較を交えて書いていただくと、その違いが良くわかってくるのではないでしょうか。昨年の秋号で原稿依頼をした際に植物活性剤(HB101等)の使用状況についてもお願いしたのですが、一部の方から原稿を頂くだけにとどまっています。いろいろな植物活性剤が出回っておりその効果も宣伝されているところから、シャクナゲの場合の使用実績も知りたいところです。会員の方の中でも種々使用されていると言う話を聞きますので多くの原稿を期待して居ります。------【次号2006年・VOL35・NO2】^平成18年11月号予定
 『理事会の報告』
と き:平成17年 2 月19日(土)午後1時〜 2 月20日(日)午前11時
ところ:関西テレビ放送 「蓬莱山の家」 会議室(滋賀県滋賀郡志賀町、 琵琶湖畔)
出席者:名誉会長 鈴木英雄、 前会長 外川 誠、 会 長 藤原勝壽、 副会長 志田行弘(事務局長)、理 事 吉村英二、 野村洋一久、保忠雄、 関谷良寛、中曽根克己


   会報編集局
中曽根克己編集局長から 「私だけのシャクナゲ・こだわりのシャクナゲ・思い出のシャクナゲ」 特集が前号で大変好評を博し、 今春の第 1 号も続いて同特集を組み、 原稿も多く集っていると感謝の意がありました。
続いて、 「会報ロードデンドロンは現在ずっと B5 版だが、 藤原会長から A4 版にしたらと提案があり、 比較検討の結果、 印刷所との交渉でも何とか大幅値上げはせずにすみそうだし、 字体も大きく見やすくなるし、 以前の郵送からクロネコ便になったので送料も考えなくていいし、 いいことずくめなので A4 版にする方向で編集作業を進めています。 如何ですか」 と中曽根編集局長が理事会に同意を求められ、 藤原会長から 「現在は学会誌や同好誌も A4 版が主流になってます。 財政負担がそれほど多くなければ A4 版が望ましいと思います」 と賛意が出されました。 会報の A4 版は以前からの課題だったので、 理事全員一致で A4 版に決まり、 今春第 1 号の 2005, VOL.34, No.1 から 「ロードデンドロン」 はひと廻り大きな冊子に変ります。 表紙写真は静岡支部の中島賢一理事撮影の美しいアマギシャクナゲとのことです。