伊勢の国、三重県は近年活気ある賑わいを見せている。 1,300年も前から連綿と続く20年に一度のご遷宮、伊勢神 |
宮の第62回式年遷宮が平成25年秋に行われるからである。正確にいえば、既に平成17年より8年の歳月と30以上の祭 |
と行事を重ねて、平成25年秋に神宮正殿をはじめ総てのものが新しく造りかえられ、神々にお遷りいただく。長野県木曽の |
御杣山から檜の御用材を伐り出す山口祭から、 着々と準備はすすんでいる。 内宮の清流五十鈴川にかかる宇治橋は新し |
く架け替えられ、 全国からの参拝客が昨年は890万人を数え、この総ヒノキ造りの香り高い新大橋をわたった。「伊勢にい |
きたい伊勢路が見たい、せめて一生に一度でも、わしが国さはお伊勢に遠い、お伊勢恋しや参りたや」 とはその昔うたわれ |
た伊勢音頭の一節であるが、現代も伊勢参りの旅はますます盛んになっている。木曽になるずっと以前は、宮川上流の御 |
仙山から御用材を伐り、大杉谷、 宮川を下って伊勢神宮へ御木曳されたが、その宮川河畔で2年半前、第15回JRS全国 |
大会を開催し、多くの会員諸氏に喜んでいただいた。 その好評にこたえて、来春の第20回西日本地区大会を再び、伊勢・ |
宮川河畔の食事が美味しい 「奥伊勢フォレストピア宮川山荘」 で開催することになった。 津市の赤塚植物園 「春のシャナゲ |
祭り」 見学も兼ねて、早春の伊勢路へぜひともご参集、ご参加を賜りたいものである。 |
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